今はスマートフォン自体のカメラ機能も良くなっているので、料理をそのまま撮ってもそれなりに良い写真になることも多いですが、状況やカメラによっては意外と思うような写真が撮れないこともあります。

もちろんそれには理由があって、構図や光の当て方などが要因となっていたりしますし、機種によってはカメラ自体や標準アプリに問題があることも。

そこでまず料理写真の基本となる撮り方や構図と、またそれらをより補ってくれる撮るだけで美味しそうで綺麗に写るカメラアプリの両方をご紹介いたします。

料理写真撮影の際の注意点・テクニック

それではまず基本的な料理撮影の注意点やテクニックをご紹介します。

ライティングに注意する

料理 写真 ランディング

料理写真を上手に撮るにはまずライティング、つまり光のあたり方に注意する必要があります。

何よりまず明るいことが基本で、暗いとどうやっても美味しそうには見えません。

例えば撮影場所が暗ければ、カメラの設定などで明るくする工夫が必要になります。

料理 写真 半逆光

そして同じくらい大事なのが、後ろから光の当たる「逆光」か「半逆光」で撮影すること。

正面から光の当たる順光では陰影がなく平面的になってしまうので、立体感や艶の出る逆光で撮る必要があります。

構図を意識する

料理 写真 俯瞰図

料理を撮影する上では構図を意識することもとても大切です。

なんとなく撮影されているように見える雑誌などの料理写真も非常に考え抜かれた構図で撮影されています。

簡単に実践しやすいものだと俯瞰構図や三角構図などがあります。

俯瞰構図はそのままずばり俯瞰なので、真上から撮影する構図になります。

真上から撮るにあたっての配置など単に上から撮ればいいわけではありませんが、そこまで難しくなく実践しやすい構図です。

また三角構図はフレーム内に正三角形をイメージし、3点の料理をそれぞれ頂点に配置するという構図になります。

これもイメージと配置が行いやすいです。

その他様々な構図がありますがここでは説明しきれないため、ご興味があればしっかり勉強してみてください。

背景をぼかす

料理 写真 背景をぼかす

料理に限らず使えるテクニックですが背景をぼかすことは有効です。

料理以外の不要な情報を取り除けますし、料理がフォーカスされる上に立体感も際立ちます。

もし写真が全体的にボケてしまっても大丈夫、VanceAI 画像鮮明化を使えばぼけた写真をAIによってくっきりさせることが可能です。

小物を利用する

料理 写真 小物を利用

料理写真ではやはり料理が主役ではあるものの、小物を積極的に使うのも必要なことです。

植物やオシャレな食器、マットなどで一気に雰囲気を高めることができます。

レフ板を使う

料理 写真 レフ板

最初の明るさと逆光の話とつながりますが、逆光で撮影すると影になった部分が暗くなりすぎることがあります。

光は後ろからがいいものの、当たらないもある程度明るいほうが良いので、レフ板を使って影の側にある程度光を当ててやるとより美味しそうな写真に仕上がります。

なにも専門的なレフ板である必要はなく、光を反射させればよいだけなので白いノートや板などで代用が可能です。

食べ物の写真撮影に特化したアプリ5選

上記のようなテクニックは大切ですが、なかなか実践が難しかったり、もしスマホのカメラしかないとできないこともあると思います。

そこで料理撮影に特化した撮影アプリを使うことでワンランク上の写真にしてしまいましょう。

ここでは特に人気の5つをご紹介します。

Foodie iOSAndroid

料理写真の撮影に特化したアプリの中でも特に人気で有名なのがこのFoodieです。

前述の俯瞰構図で撮影するためのガイド機能や、メニューごとのフィルターを用意していて、あらゆる料理をかんたんに美味しそうに撮影できます。

SnapDish料理カメラ iOSAndroid

レシピと料理写真の共有サイトSnapdishが提供しているカメラアプリです。

おいしく撮れる構図をAIがナビしてくれる機能や各種フィルターなど機能が充実、指示通りにするだけで上手に撮影できてしまいます。

ミイル iOSAndroid

こちらも料理写真の共有SNSであり、その中にカメラ機能を搭載しています。

指先ひとつで簡単に料理写真を加工できるのが売りで、少しこだわった加工を行いたいならこちらはおすすめです。

おいしくなるカメラ iOS 

撮影後ではなく撮影中に加工を確認しながら撮影できるところが強みのカメラアプリです。

撮影中の確認だとイメージしなくて良いのでより撮影がかんたんに。

ぼかし加工や各種フィルターを備えていて、あらゆる料理を上手に撮影できます。

LINE Camera iOSAndroid

LINEが提供しているカメラアプリです。

料理に特化しているわけではありませんが、加工機能が非常に豊富なので、これらを駆使すると料理写真を非常に美味しそうに加工ができます。

まとめ

このように料理写真は撮影方法も大切だということがおわかりいただけたかと思います。

これらのテクニックを駆使したり、アプリを活用してより美味しそうな料理写真を撮影してみてください。

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Akaru
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「ググればなんとかなる」という言葉に非常に共感するアカルです。まとめた情報がお役に立てば幸いです。