物事を覚えるのが苦手、考えてもなかなかアイデアが思い浮かばないということはありませんか?そんな時におすすめなのが、今回紹介するマインドマップです。

マインドマップに最適なツールやアプリがいろいろと出ているので、今回はそれぞれの特性と機能を踏まえ、おすすめのものを紹介します。

マインドマップが必要なのはどんな時?

マインドマップは記憶したり、理解を深めたりするときに必要です。メインのテーマを中央にレイアウトして、そこから連想する情報やアイデアを放射状に展開する手法です。また頭の中で考えがこんがらがってしまったときに整理する、俯瞰して見るために使うこともあります。

Part1:PCでのマインドマップツール

パソコンでマインドマップを制作する際におすすめのツールがいくつかあります。5つピックアップしてみたので、どれがいいか迷ったら以下で紹介したものを使ってみるといいでしょう。

1.xmind

  • ツールタイプ:ソフト
  • 価格:1万3036円(一部無料)

Xmind

xmindはオープンソースソフトで、いろいろなテンプレートをラインナップしています。マインドマップのテンプレも用意されています。

こちらがおすすめなのは、プレゼンテーションと融合できる点です。何か発表する際には重宝すると思います。なぜ紹介しているかというと、実績です。アプリ大賞やPCワールドベスト100などの受賞歴多数です。日本語対応しているので英語が苦手という方でも安心して使用できます。

2.mindmeister

  • ツールタイプ:Web
  • 価格:540~1410円(ベーシックコースは無料)

mindmeister

マインドマップツールの中でも世界的に知名度が高いです。世界中で1400万人ものユーザーが愛用しているので、その規模もお分かりでしょう。

Webで利用できるので、OSやデバイスなど関係なくネットに接続できればだれでも利用できます。

マインドマップのほかにもプロジェクトの立案やプレゼン用資料の制作など、様々な用途で活用できます。日本語対応しているので、語学力に自信のない方でも安心です。マインドマップをウェブ上でシェアできるので、チームで進める案件にも柔軟に対応できるでしょう。

3.lucidchart

  • ツールタイプ:クラウド
  • 価格:800円~(無料プランも)

lucidchart

lucidchartはクラウドタイプのツールです。クラウドのため、いろいろなデバイスでアクセス可能です。異なるデバイスで同時並行で情報を確認できるので、グループで進めていくプロジェクトにはおすすめといえます。個人的におすすめできるのは、データリンク機能です。

共有すべき重要なデータなどの情報を既存の図に差し込んで可視化ができます。マップ作成の時間省略につながり、作業の効率化に寄与してくれるはずです。OfficeやSlackなどにも連携できるので、様々な情報を連動して使用できるのもおすすめポイントです。

4.mindmup

  • ツールタイプ:クラウド
  • 価格:年間$25~(無料コースあり)

mindmup

Googleドライブを利用する人にはおすすめのツールです。というのもGoogleドライブと連携させて使用することができるからです。ドライブを介して、複数の人とマップを共有することも可能です。色分けやメモの追記など、マインドマップ作成の中で必要な機能はすべてカバーできています。

個人的におすすめしたいのは、見た目です。シンプルでわかりやすいレイアウトになっているので、ほかの人が見てもすぐに理解できるでしょう。オフラインで使用できないのは玉に瑕ですが、Googleユーザーはとりあえず押さえておきたいところです。

5.mindnode

  • ツールタイプ:ソフト
  • 価格:年間2100円(無料コースもあり)

mindnode

マックユーザーの方にお勧めのツールだと思います。マックのほかにもiPhoneやiPad上でも操作は可能です。日本語に対応しているので、操作のしづらさは感じないでしょう。

なぜここで紹介しているのか、それは見やすさです。シンプルなデザインで見やすいのはもちろんのこと、iPhoneなどパソコン以外のデバイスでも見にくさは感じません。シンプルなのは見た目だけでなく操作も同様です。直感的に操作できるので、スムーズに作業できるでしょう。

Part2:マインドマップのモバイルアプリ

マインドマップはスマホでも作成は可能です。ここではおすすめのアプリを2つピックアップしてみました。

1.SimpleMind Lite

  • ツールタイプ:アプリ
  • 価格:無料

SimpleMind Liteはアプリタイプのマインドマップ作成ツールです。こちらはレイアウトの自由度の高いのが特徴です。ですから自分たちの用途に合わせて、フレキシブルに作れます。プラットフォームの制約のないのは、使い勝手が非常にいいと思います。

そしておすすめしたいのは、充実したカラーバリエーションです。プリセットカラーだけでも15種類のラインナップですから、トピックやジャンルごとに細かく色分けできます。操作も簡単なので、すぐに使いこなせるようになるでしょう。

2.ThinkSpace

  • ツールタイプ:アプリ
  • 価格:200円・1700円(無料コースもあり)

ThinkSpace

ThinkSpaceをここで紹介しているのは、手書きに対応している点です。Apple Pencilに対応しているので、細かなところを手書きで対処できます。しかもキャンパスに制約がないのもおすすめポイントです。

サイズは無限に広がるので、思考を連想してどんどん膨らませたい人にも満足度は高いです。SCAMPERやマトリックスメソッドなどの発想法を収録しているので、困ったときにはこちらを参考にしてみるといいでしょう。

まとめ

マインドマップを作成することで、自分の考えをいったん整理することができます。アイデアに煮詰まったときに使ってみるといいでしょう。上で紹介したツールを活用すれば、効率的に思考整理ができ、現状打破する解決法もきっと見つかるはずです。

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Higa
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HigaはAIツール愛好家であり、専門家です。最新のAI技術に興味を持ち、皆と情報を共有することが好きです。