日本でも有名な海外の画家は数多く存在しますが、その作品の殆どは国外の美術館に所蔵されています。
そんな海外の巨匠たちの作品をオンラインで鑑賞することができるサイトがあるって知ってましたか?
パブリックドメインというキーワードを活用すれば、日本にいながら海外の名画を鑑賞することができるかもしれません!!
パブリックドメインとは
パブリックドメインとは公共の財産という意味で、主に知的創作物についてその知的財産権が存在していない、または消滅し、公共の所有物となっているもののことをいいます。
つまり、パブリックドメインになっている作品なら、ネットを通じて誰でも自由に鑑賞できるんです!
そこで、今回は無料で作品を鑑賞できるサイトをご紹介します。
Google Arts & Culture
最初にご紹介するのは、Google Arts & Cultureというサイトです。
このサイトはGoogleが提供する、世界中の美術館を鑑賞できるオンサインサービスです。
日本でも人気のクリムトなどの作品が公開されています。
無料パブリックドメイン画像を集めたウェブサイト10選
NYPL Digital Collections
ニューヨーク公共図書館デジタルコレクションは、私立の図書館としては世界屈指の規模を誇るニューヨーク公共図書館のオンライン部門です。所蔵品のうち、パブリッドメインとなった作品はネット上にアップされ、デジタルコレクションに含まれるのですが、そのなかには喜多川歌麿のような日本の画家も含まれています。
The Met Collection | The Metropolitan Museum of Art
メトロポリタン美術館はニューヨーク州マンハッタンにある美術館で、300万点の美術品が所蔵されています。ピカソのような近代作家から尾形光琳のような日本の画家まで幅広いコレクションをオンラインで鑑賞できます。
Te Papa's collections
こちらはニュージーランドの美術館です。
所蔵品の中から、80万点の絵画や美術品をネットで公開しています。さらに植物、動物の標本まで公開している珍しいオンライン美術館です。
Van Gogh Museum
ゴッホ美術館はオランダのヴィンセント・ファン・ゴッホの作品を中心とした美術館です。ゴッホの作品だけでなく、ゴーギャンやロートレックの名画、浮世絵などの作品を鑑賞することができます。
Samlingen – Nasjonalmuseet
samlingenはノルウェーの美術館です。デジタルコレクションでは47,000点の美術品を鑑賞することができます。日本で最も有名な絵画の一つであるムンクの『叫び』も鑑賞できますよ。
Smithsonian Institution
Smithsonian Open Accessはスミソニアン博物館の収集品をオンラインで鑑賞することのできるサービスです。スミソニアン博物館は美術館や教育施設も併設しているのでオンラインコレクションでも工芸品を鑑賞したり、セミナーに参加することもできます。
Discover Art & Artists | The Art Institute of Chicago
シカゴ美術館はイリノイ州シカゴに位置する巨大美術館です。
中国の青磁や陶磁器、日本の浮世絵から西洋の宗教絵画まで幅広い作品を閲覧することができます。
National Gallery of Denmark
コペンハーゲン国立美術館はルーベンス、クラナッハ、マティスなどを所蔵しているデンマークの美術館です。宗教絵画を多く所蔵していることで有名です。
Biodiversity Heritage Library
Biodiversity Heritage Library(BHL) はオンライン上のデジタルライブラリの一つです。生物多様性に関する収集、研究を行っており、オンライン上で公開しています。
LACMA Collections
ロサンゼルスカウンティ美術館はロサンゼルス郡が運営する美術館です。伊藤若冲を中心とする日本の画家を所蔵した日本館があることで知られています。また、所在地がメキシコ国境に近いこともあってヒスパニック美術も豊富に所蔵していることで知られています。
まとめ
無料パブリックドメイン画像をオンラインで鑑賞することのできるサイトを紹介いたしました。
オンラインで世界の名画を鑑賞できるなんてすごいですよね。現代では世界中の様々な美術館、博物館が所蔵品をオンライン公開しているので、ぜひみなさんもしらべてみてくださいね。
そして、読みにくいパブリックドメイン画像を高画質化にしたいとするとき、ぜひVanceAI画像拡大のAIアート修復モデルを使ってみてください。