パッとみてわかりやすいプレゼンテーションのスライド、憧れますよね。
今回は、そんなビジュアルに訴えかけるスライドを作る技・インフォグラフィックについて解説。
インフォグラフィックってなに?という基本的なポイントから、インフォグラフィックを使うメリットについて使用例を交えながら解説します。
最後にはおすすめのインフォグラフィック作成ツールもご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。
また、せっかく作ったインフォグラフィックの画質が悪いのが残念ですね。そんな時、画像を高画質化するオンラインツールと使い合わせてください。
インフォグラフィックとは?
インフォグラフィック (infographics)とは、伝えたい情報(データ)を視覚的にわかりやすく表現したものです。
「information(情報)」と「graphic(グラフィック)」を掛け合わせた言葉だと覚えるとわかりやすいですね。
例えばプレゼンテーションを作成する際、数値や割合を箇条書きで並べるよりも、視覚的に色分けをしたりグラフ化をしたりすることで圧倒的にわかりやすくなります。
身近なところでいうと地下鉄の路線図などもインフォグラフィックの一種です。
インフォグラフィックスを使うメリット
インフォグラフィックのメリットとは何か?をあらためて考えてみましょう。
実際に利用できる事例シーンも交えながら解説していきます。
1. 認識されやすい
パッと何かを見たときに、「文字がひたすら羅列されている看板」と、「カラフルかつシンプルなデザインの看板」を見たとき、つい見てしまうのはどちらでしょうか。
圧倒的に後者ですよね。初めはあまり興味がない人に対しても自然と訴えかけ、惹きつける魅力を備えることができます。
2. 理解度が高まる
情報を見ても理解されないと意味がありません。
インフォグラフィックを使うと、視覚的なサポートが働くおかげで、見る人の能力に関わらず理解度が高まります。
3. 利用できる場面が多い
プレゼンテーションのグラフのイメージからなかなか抜け出せないかもしれませんが、ここでインフォグラフィックの活用事例を見てみましょう。
- 超高層ビルのスペックを比較してみる
人々がすでにイメージを持っている建物や、意外性のある物体を含めて高さ比較することで、興味を引かれつつわかりやすく理解できます。
- 世界のEC市場規模
円グラフの大きさを変えることで、パッと見ただけで各国のプレゼンスの大きさがわかります。
- 都道府県別の野菜収穫量
地図全体をグラフ化してしまうことで、視覚上はシンプルながら複数の情報が伝わりやすいデザインです。
インフォグラフィックス作成ツール5選
「自分もこんなわかりやすいインフォグラフィックを作ってみたい!」
そんなときに活躍するおすすめツールを紹介します。
1. Canva
あらゆるデザインツールとして人気のCanva。実はインフォグラフィックテンプレートも充実しています。Canvaをすでに使い慣れている人にはおすすめ。
2. easelly
チラシやインフォグラフィックのテンプレートが豊富なサイト。プロ顔負けのテンプレが揃っています。有料ですが良心的な価格設定です。
3. visme
基本機能は無料で使えるデザインメーカー。チャートのテンプレートが豊富なので、チャート作りの機会が多い人におすすめ。ただし現時点では英語のみ対応しています。
4. slidesgo
プロジェクトマネジメント用・プロセス用など、利用シーンからテンプレートを選べるサイトです。デザインに迷ったときにインスピレーションを得られそう。
現在は日本語未対応です。
5. PIKTOCHART
なんとディズニーも使っているというツール。オールマイティな機能を備えており、一括で視覚的に美しいプレゼンテーションを作ることができます。もちろんインフォグラフィックのテンプレートも充実しています。日本語は未対応。
まとめ
圧倒的にわかりやすく情報を伝えられるインフォグラフィック。今回はその基本情報と使用例、そして自分で作るときに役立つツールをご紹介しました。
ツールを上手にこなせば、楽なだけでなく美しくわかりやすいプレゼンテーションが可能に。ぜひ一度使ってみてください。