そのような場合でなくとも、思い出の写真が壊れてしまっていて見られないとなると悲しいです。

でもjpgなどの画像ファイルの場合、壊れていても修復ができる可能性があります。

そんな画像ファイルの修復方法や、便利なソフトなどについてご紹介します。

画像ファイルが破損する原因

そもそもなぜ画像ファイルは破損してしまうのでしょうか。

画像ファイルもコンピューターで扱うデータなので、データ内部では2進数などの数字で記録されています。

何らかの原因でその数字の羅列がきちんと記録されなくなると、当然読み取れなくなり「破損したファイル」として表示されてしまうことになるというわけです。

上記のようにデータのエラーが破損の理由なので、データを保存しているタイミングで電源が切れるなどして失敗したり、ハードディスクの一部にエラーが生じるなどすると、その原因になってしまいます。

また何らかの原因でjpegやpngといった拡張子が意図せず書き換わってしまったり、ウィルスの影響などで破損することもあります。

その他実はデータ側に問題はなく、開く側のソフトウェアに不具合が生じている場合もあります。

 

破損した画像ファイルを修復する方法

では、そのように破損してしまったファイルは諦めるしかないかというと、そんなことはありません。

状況にもよりますが、様々な方法で復元が可能です。

その方法についてご紹介いたします。

1. フォーマットを変える

先程の「何らかの原因で拡張子が意図せず書き換わってしまう」に対する対処法で、正しい拡張子(フォーマット)に改めて修正することで、画像の破損が直る場合があります。

また稀に見られる例として「aaa.jpg」のようなファイルが「aa.ajpg」となってしまい、ajpgなどという拡張子は無いために表示ができない事例もあるのでそちらも入力を正しく直すと表示されるようになります。

 

2. 画像編集ソフトで開いて別名保存する

これは破損が軽微な場合や、開く側のソフトに問題がある時に有効です。

ビューワーソフトで開けなくとも編集ソフトでなら開ける場合はけっこうあり、その場合は編集ソフトで開いてそのまま別名で保存したり、保存する際にフォーマットを変えると正しく表示されることが多いです。

 

3. ソフトを使って修復する

前2つに関しては破損が比較的軽微なものに対しての方法ですが、それらで修復できない場合、専用のソフトなどで直す方法が必要です。

軽微でない場合でも、多くはデータの一部破損なので、その箇所の数値などを正しく直せれば再び表示されるようになります。

データ修復ソフトではその破損箇所を見つけ出し、正しいものに書き換える機能が備わっているので、それが可能です。

 

圧縮によって発生した画像の低画質を改善するAIソフト

コンピューターに保存された画像は圧縮、無理やりに拡大したなどの原因でアーティファクトを生じたり、低解像度になっしまったりする状況が少なくないです。

そういう場合はAIの力を借りて、写真を元に修復する必要があります。

VanceAIアーティファクト除去

VanceAIアーティファクト除去

VanceAIアーティファクト除去はAIアルゴリズムを搭載し、圧縮された写真によく発生したアーティファクトを100%自動的に除去することができます。

画像をアップロードするだけでAIが処理を行え、元と同じような画像を入手できます。

 

VanceAI画像拡大

VanceAI画像拡大

VanceAI画像拡大はディープラーニング技術によりトレニンーグされたAIツールで、画像を最大8倍まで拡大できる上に、画像の高画質化を実現します。

「スタンダール」、「アニメ」、「アート&CG」、「テキスト」、そして「低解像度&圧縮」、ともに五つのAIモデルを搭載することで、どうな処理ニーズでも満足できます。そして、画像解像度上げるAIサービスも提供しており、画像の拡大をより簡単かつ効率的にすることができます。

 

破損ファイル修復ソフト10選

先述の通り、破損した画像ファイルの修復方法の本命は、ファイル修復ソフトを使ったものになります。

そんなファイル修復ソフトの中でも特に実績・人気のある10のソフトを紹介します。

EaseUS Data Recovery Wizard Professional

easeus

バックアップやデータリカバリーソフトメーカーとしてとても有名なEaseUSのソフトウェアです。

様々なファイル形式に対応しており、また無料版でも2GBまでの復元ができるようになっています。

 

Recoverit

wondershare

プロも利用し、高い復元率が売りのリカバリーソフトです。

画像だけでなく4Kや8Kの高解像度動画まで復元できるなど、高度な機能を備えています。

 

4DDiGデータ復元ソフト

tenoshare

特許技術により、元の形式とサイズを維持したまま完全なデータ復元ができるというのが魅力です。

ファイルサイズの大きなものでも高い確率で復元ができます。

 

FonePaw データ復元

fonepaw

90%を謳う、高い成功率が売りのデータ復元ソフトです。

安全で簡単なデータ復元ができるのが魅力です。

 

OFFICERECOVERY

office recovery

ブラウザ上でアップロードするだけで簡単にファイルの復元ができるサービスです。

無料版はお試しで大きくロゴが入っているので、本格利用にはサブスクリプションの支払いが必要です。

 

FoneLabデータレトリーバー

fonelab

特に多機能で対応フォーマットも豊富なデータ修復ソフトです。

また別ソフト扱いですがWindowsとMacだけでなく、Androidに対応したバージョンもあります。

 

jpeg-repair

jpeg repair

その名の通りJPEGの修復に特化したサービスです。

破損していないファイルもアップロードさせ、その差異から修復を図るのが特徴です。

ブラウザからアップロードするだけで簡単に修復が可能ですし、専門サービスなだけあり修復できる可能性も高いものになっています。

 

AnyMP4 データ 復元

anymp4

動画変換や動画再生ソフトとして有名なAnyMP4が提供しているデータ復元ソフトです。

データ復元ソフトでも機能性や性能は高く、シンプルで使いやすいインターフェイスで使い勝手も良いものになっています。

 

JPEG Repair Tool

stellar

画像修復に特化することで、高い修復率が期待できるソフトです。

JPEGと銘打っていますが、画像ファイルなら各種フォーマットのものが修復できるようになっています。

 

SoftOrbits Jpegリペア

softorbits

JPEGやPSDの修復に特化した専用ツールです。

独自の修復アルゴリズムによって、高いレベルでの修復を可能としています。

 

まとめ

このように、壊れてしまった画像ファイルの修復にはさまざまな方法やソフトウェアがあります。

そのため諦めてしまうことなく、これらを一度お試しになってみてください。

この記事は役に立ちましたか?
Akaru
Akaru
「ググればなんとかなる」という言葉に非常に共感するアカルです。まとめた情報がお役に立てば幸いです。