思い出のこもった古い写真、大切にしまっておいたのに気がついたら色褪せてしまっていた。

そんな経験はありませんか?

劣化してしまった写真を修復する方法もあるにはあるのですが、手間もお金もかかってしまいます。

今回は、色褪せないように古い写真を保管する方法をご紹介いたします。

写真の色褪せの原因

そもそも、なぜ写真は色褪せてしまうのでしょうか

写真が色褪せてしまうのは3つの原因があると言われています。

直射日光や人工光に含まれる「紫外線」

写真が色褪せてしまう原因の1つ目は光に含まれている紫外線です。

日光や人工光には紫外線が含まれています。

紫外線には漂白効果があるため、写真に長く当てていると色褪せの原因となってしまいます。

また、あまり知られていませんが、テレビの光などの人工光にも紫外線は含まれています。

現像写真に含まれる「酸」

色褪せの原因2つ目は、現像写真に含まれている酸です。

現像された写真には酸がふくまれていることがあり、劣化の原因となってしまうケースがあります。

酸が含まれている写真を高温多湿の環境に長時間おいておくと、表面に酸が浮き出てしまいます。にじみ出た酸は色褪せやベタつきの原因となったりします。

空気中の「水分・ホコリ・オゾン」

空気中の水分やホコリ、オゾンも色褪せの原因となります。

水分やホコリが写真と触れるとカビの原因となってしまいます。またオゾンは紫外線より強い漂白効果を持っています。

これらはどれも写真の劣化原因となります。

昔の写真を保存する方法

それでは、どうやって保存すれば写真の劣化や色褪せを防げるのでしょうか。

基本としては直射日光や高温多湿の環境を避けて保管するのが大事です。写真を保管するときは窓の近くやよく出入りする場所を避け、部屋の奥の押し入れなどにいれておくといいでしょう。

また、環境によっては乾燥剤を使う必要があります。

押し入れなどは高温多湿となっている場合も多いので、そのような場合には乾燥剤を使用して写真を守りましょう。

また、最近ではUVカットの写真立てもあるのでそういったグッズを積極的に活用するのもおすすめです。

ここまでやっても、写真は劣化してしまうことがあります。

気をつけていてもついつい光を当ててしまったり、湿気が多くなってしまったりすることもあるでしょう。

どうしても劣化させたくない写真があるのならデータ化してしまうことをおすすめします。

写真をデータ化してしまえば基本的には劣化しませんし、万が一破損してしまった場合にも修復が容易なので写真のデータ化はおすすめの方法です。

写真を修復する方法もご紹介しておきます!

現在は便利な修復ツールを無料で利用することができるので積極的に活用しましょう。

今回はおすすめの修復ツールを一点だけご紹介いたします。

VanceAI 写真復元

写真 保存

VanceAI 写真復元はAIベースの写真修復ツールです。

ディープラーニングを使って古い写真を補修することができます。

折れ、破れ、カビ、シミなどを取り除くだけでなく、古い写真の色調補正をしたり、顔部分を増強したりすることもできます。

使い方は簡単で、修復したい写真をアップロードするだけで自動で処理をしてくれます。

基本使用料は無料なので、ぜひ使ってみてくださいね。

まとめ

古い写真を保管する方法をご紹介いたしました。高温多湿の日本ではどうしても写真が劣化してしまいます。大切な写真はデータ化しておくと、写真そのものが劣化しても修復することができます。

また、万が一劣化してしまった写真も修復することができるので、諦めないでくださいね。

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Hanasaki Chiyuki
Hanasaki Chiyuki
私はAIツールに関する最新技術や人気話題を収集するのが好きで、特に画像処理の分野に興味があります。私の投稿が皆さんに最新のAI技術をよりよく理解していただく手助けとなることを願っています。