【完全版】これで人物写真も怖くない!?基本の写真構図10選を徹底解説!
「デジカメを買ったけどどう撮ればいいかもわからない」
なんて諦めるのはまだ早い!
上手な写真を取るのに必要なのは写真の構図を意識すること。
被写体をレンズの中にどう収めるかで写真の印象はがらっと変わります。
最近はVanceAI画像拡大のような写真を高画質化するソフトウェアもよく使用されますが、まずは基本的な写真の構図を知ることで印象深い写真を撮ることができます。
今回は、カメラ初心者が最初に知っておきたい基本の写真構図10選をご紹介します。
写真の基本構図10選
三分割法
写真の縦横を3分割する構図です。
下の写真のように、真ん中に置かれていた被写体を右にずらしたことで、空間に余裕が生まれます。
人物写真に適した構図です。
黄金比(黄金螺旋)
黄金比はすこし複雑に感じるかもしれません。
基本は三分割法と同じなのですが、均等に画面を分割する三分割法とは違い、縦横ともに1:0.618:1となるようにラインを引いていきます。
この黄金比は古代からの建築物にも用いられていたことが知られており、美しい構図であることが伺えます。
グリッドで被写体を配列することで、螺旋によって視線を誘導することができます。
シンメトリー構図
写真の中で、上下または左右を対象になるように被写体を配置する構図です。
上の写真では左右対称になっています。
シンプルですがくっきりとした印象を見る人に与えることができます。
被写界深度
被写界深度とは、あえて写真のメインである被写体にピント合わせず、その前後にピントが合っているように見える表現のことです。
つまり、被写体の背景をぼかすことでシンプルな構図を印象的に表現することができます。人物写真によく利用されます。
額縁構図
額縁構図とは、写真のフレームの中にさらにフレームを作り、被写体を強調する構図です。
枠内の被写体が非常によく強調されるため、基本の構図のなかでもシンプルな被写体を撮影するときに使用されます。自然の中の穴や枠組みを利用することで躍動感のある写真が撮影できます。
リーディング・ライン視線誘導構図
リーディングライン視線誘導構図は、視線を誘導する線を写真の中で用いることで見る人の視線を無意識のうちに線上へ誘導するテクニックです。人工的なラインを無理やり用いる必要はなく、道や川などを用いることで奥行き感を自然に表現できます。人物写真でも風景写真でもよく利用される構図です。
トンネル構図
明暗差や障害物をあえて被写体の周囲に配置することで、メインの被写体に視線誘導する構図です。上の写真ではメインの被写体を囲うように桜を配置することでトンネル構図を活かしています。
トリミング
トリミングは現代の写真撮影では必須と言えるほどのテクニックです。効果的にトリミングすることで、写真のバランスを整えたり撮影後に写ってしまった障害物を取り除いたりすることができます。たくさんの専用ツールが存在しますが、最初にご紹介したVanceAIのVanceAIトリミングなどが代表です。
コントラストを強調(鮮やかな配色を利用するなど)
コントラストを強調することで、鮮やかな印象を見る人に与えることができます。
コントラストを作るには光の明暗差や色の差異を利用します。コントラストの強弱を設定することで柔らかな印象を与えたりメリハリのきいた印象の構図を作ったりすることができます。
余白スペースを作る
余白を作ることで、画面に広がりを出したり、動きを作ることができます。
余白スペースを作るというテクニックはシンプルですが際立った効果が期待でき、並んだ写真の中でも鮮烈なイメージを残すことができます。
まとめ
以上、写真の基本的な構図10選をご紹介いたしました。今回ご紹介したのは基本的ながらも写真の印象をがらっと変えることのできる基本の構図ばかりです。
写真の撮り方を学び始めたばかりの方にもおすすめできる基本のテクニックなので、ぜひ試してくださいね!