ペン1つで、驚くほど写実的なスケッチをかく同級生が、クラスに一人はいたことでしょう。テスト用紙の裏や教科書、ノートの端など、あなたも落書きをしたことがあるのはないでしょうか。

今回は、知らず知らずのうちに描いているそのラフスケッチの重要性、また、イラストのラフに困っている方に使っていただきたい「自動線画化ツール」をご紹介します。

ラフスケッチとは?

ラフスケッチとはその名のとおり、細かいところを気にせず、大まかに下書きすることを言います。多くのアーティストが、何かを作る前に簡単にラフスケッチを行います。最初のアイデアをかき留めたり、構成や下書きを簡単にメモします。

 

イラストのラフとは?

イラストのラフとは

イラスト作成でのラフスケッチでは、画面全体の構図やキャラクターのポーズを考えるときに役立ちます。例えば、一発描きでは難しい背景の中心に、ポーズをとったキャラクターを配置したいときなどは、完成段階に向けていくつもラフを作成することがあります。

 

ラフの使い道

ラフスケッチには様々な用途があります。ここでは、代表的な2つのシーンでの活用法をご紹介します。

イラスト・デザイン制作

自己表現のためのイラストや、目的をもって見せることが必要なデザイン制作では、ラフ作成作業は必要不可欠です。1つのフレーム内に、背景やテキスト、キャラクターや図形を描いて、完成の指標となるラフを描きましょう。

漫画制作

どんなに有名な漫画家でも、ラフを編集者に見せるところからはじまります。漫画の1ページにおさめる絵やテキストをコマごとに配置します。漫画の内容によって情報量が変わるため、それに合わせたバランスのいいものにしましょう。

 

自動線画化ツールのおすすめ

ラフスケッチを作成する際には、デジタルとアナログの方法があります。

デジタルの場合は、ペンタブやパッドなどを用いてスクリーン上に書き込む方法で、機材さえあれば自由自在に作成することが可能です。アナログの場合は、スケッチブックと筆記用具をもちいて紙の中へ思う存分に描くことができます。

しかしデメリットとして、デジタルの場合は機材に費用がかかってしまうこと、そしてアナログの場合には、ラフ作成に必要な物の持ち運びが面倒です。

そこで皆さんに使っていただきたいのが、VanceAI写真イラスト化とdevroomです。

 

VanceAI写真イラスト化

VanceAI写真イラスト化は、写真から漫画風、絵画風などの様々なイラストに変換できるAIイラスト化ツールです。4通りのモードから、目的に応じて使い分けることができます。

【イラストモード】

イラストモード

写真からビジュアライズなイラストにしたいときは、左上のモードがおすすめ。リアリティーさを残しつつ、イラスト特有の色合いで一番人気を誇っています。

イラストモード

写真を2Dイラストっぽく仕上げたいなら右上のイラストモードがおすすめ!陰影を残しつつパキッと仕上げてくれるので、流行りに乗りたい方にイチ押しです。

 

【スケッチ】

スケッチモード

被写体のアップ写真からスケッチを作成したい方は、左下のスケッチモードを。髪の細かい部分や表情ひとつひとつも、丁寧に拾ってスケッチ化が可能です。上手くスケッチが描けない人にぜひ使っていただきたいモードです。

スケッチモード

風景写真もこのとおり。背景や情報量の多い写真をスケッチ化させたい方には、右下のモードがおすすめ!ハイライトやシャドウがついていないので、とにかくハッキリしたスケッチを手に入れることができます。

 

devroom

devroom

devroomとは、Webデザイナーやコンテンツクリエイター、開発エンジニアのためのツールを提供しているサイトです。「線画を作成する」機能を活用すると、画像からシンプルな線画を作成することが可能です。

「線画を作成する」機能

 

まとめ

ラフスケッチの提出を求められることは、仕事ではよくあることですよね。おおよそのイメージはできているのにラフ画に落とし込むのはニガテという人は、devroomやVanceAI写真イラスト化サイトを使用して、より効率的に仕事を進めましょう!

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Akaru
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「ググればなんとかなる」という言葉に非常に共感するアカルです。まとめた情報がお役に立てば幸いです。