最近はタッチするだけできれいにピントが合わせられるので失敗は減りましたが、それでも状況によってはうまく撮れない場合もありますし、以前に撮ったもので上手く合っていないものがあるということもあります。

そんな場合でも高度な画像処理アプリであるPhotoshopを使えば補正は可能ですし、今だとAI技術搭載のツールを使って、ワンクリックで画像を鮮明にすることができます。さらにiPhoneでも補正することができるようになっています。

それらピンボケの修正方法について解説したいと思います。

ピントが合っていない写真を修正する方法

それではピントが合っていない写真を各ツールで修正する方法をご紹介します。

1. Photoshopでピンボケを補正する方法

photoshop フィルター ブレ軽減

特に有名な画像処理ソフトであるPhotoshopを使用する方法です:

メニューバーから「フィルター」「シャープ」「ぶれの軽減」をクリックします。

そうするとダイアログが出るので、境界やなめらかさなどの数値を調整し、プレビューが適切な見た目になったらOKをクリックします。

photoshop ダイアログ

  • メリット:
かなり詳細に調整できる。性能が高く他の補正なども可能
 
  • デメリット:
価格が高い。操作が複雑で色々な処理方法を覚えるのが大変

 

2. AIツールでピンボケを補正する方法 【VanceAI画像鮮明化】

VanceAI画像鮮明化

Photoshopよりさらに簡単で、かつ綺麗に仕上がるオンラインAIツールがVanceAI画像鮮明化になります。

深層学習したAIが処理してくれるために、単純な処理ではできないほどのピンぼけ補正が可能です。数秒待って、ぼやけた画像を鮮明にします。やり方は以下になります:

STEP1. 画面の「アップロード」をクリックすると画像を選ぶダイアログが出るので、ピンボケを補正したい画像を選びます。

STEP1

 

STEP2. 選ぶとワークスペースへ移動します。右側の各パラメーターを調整したら「処理を開始」をクリック。

STEP2

すぐに処理が開始され、処理済み一覧画面に移動します。

STEP3. 処理が完了した画像の仕上がりを確認したら「画像をダウンロード」をクリックしてダウンロードします。

STEP3

  • メリット:
AIによって非常に綺麗に仕上がる。操作が非常に簡単。処理が早い
 
  • デメリット:
無料トライアル以降は有料になる。Photoshopほどの任意の細かい指定はできない

 

3. iPhoneでピンボケを補正する方法

remini ピンボケ補正

iPhoneでピンボケを直す場合はアプリを使用します。特に「Remini」というアプリがおすすめです。Reminiを使った方法の詳細は以下になります:

  1. Reminiアプリを開き、「Enhance」というところをタップ。
  2. アルバム画面になるのでピンぼけを解消したい写真を選択してください。
  3. そうするとダイアログが出るので「Check History later」をタップして処理の完了を待ちます。

一定時間が経過するとメニューの『History』の中に処理が完了した画像が表示されるようになります。

  • メリット:
無料で使える。操作が簡単
 
  • デメリット:
細かい調整ができない。処理に時間がかかることがある

 

まとめ

これで、写真をうまく撮れない場合発生したピンボケはPhotoshop、AIツール、iPhoneの方法で軽減・解消することが可能です。それぞれメリットデメリットもあるので、ご自身に合った方法を選んで行ってみてください。

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Hanasaki Chiyuki
Hanasaki Chiyuki
私はAIツールに関する最新技術や人気話題を収集するのが好きで、特に画像処理の分野に興味があります。私の投稿が皆さんに最新のAI技術をよりよく理解していただく手助けとなることを願っています。