SNSやその他ネットサービスが沢山ある最近ではそういったシーンが増えてきています。
でも本職のイラストレーターに頼むのは費用が高額になってしまうし、アプリなどの簡単な似顔絵メーカーでは思ったような仕上がりにならないことも多いです。
そこで「VansPortrait AI」を活用すれば、思い通りの似顔絵やイラストを自撮りなどの写真から簡単に作成できます。
VansPortraitとは
VansPortrait AIはAI超解像を駆使した画像編集サービスであるVanceAIにおける、線画抽出とアニメ風変換に特化したサービスになります。
シンプルな白黒の線画のみで書き出される線画抽出、そこから更にアニメ的な彩色と効果を加えてくれるアニメ風変換はそれぞれ用途に合わせて使い分けることが可能です。
VansPortrait AIの仕組み
VansPortrait AIがどのように線画やアニメ風画像を生み出すのかというと、「AnimeGANv2」というアルゴリズムが使うことで可能としています。
AnimeGANは中国の研究チームが開発したアルゴリズムであり、そこにさらなる改良を加えたのがAnimeGANv2になります。
通常写真をイラスト風などの2次元画像に変換しようとしても、コンピューターからすれば写真はすべての箇所にデータがあってどこを描き出すべきなのか判断できません。
なので色の変わり目や、コントラストが濃くなっているところだけを線として抽出するシンプルなプログラムを採用するのですが、必要な箇所以外にもそういった要素があるために、望むようなイラスト風にはなりません。
そこでAIの機械学習を使い、写真とそれをイラストにしたものをそれぞれ大量に学習させます。
すると人間が写真をイラストにする際に線として描くところと描かない所、色の変化を省略する所を覚えさせることができます。
それにより、人が描いたようなイラスト風の2次元画像を作成することを可能としているわけです。
VansPortrait AIの使い方
それでは実際にVansPortrait AIの使い方を解説したいと思います。
といっても行う操作はとても簡単です。
画像をアップロードする
VansPortrait AIのトップ画面の「アップロード」をクリックすると、ワークスペースに移動します。
そこでウィンドウ内にイラスト化したい画像をドラッグ・アンド・ドロップするか「アップロード」の文字をクリックしてファイル内の画像を選択してください。
処理を行う
右側にあるメニューから「線画化」か「アニメ(AnimeGANv2)」のいずれかを選択し、その後に「処理を開始」ボタンをクリックしてください。
処理中画面に移行し、処理が開始されます。
画像をダウンロードする
少しすると線画化・アニメ化された変換結果の画像が表示されます。
そこにある「ダウンロード」のボタンをクリックして、画像をダウンロード・保存してください。
まとめ
このようにVanceAIを使えば、AIを活用した高いクオリティの線画やアニメ化画像が簡単に作成できます。そして、作ってきた似顔絵を高画質化にしたいとするとき、ぜひVanceAI画像拡大のAIアート修復モデルを使ってみてください。
興味のあった方、似顔絵の作成を検討されている方などはまず是非一度お試しになってみてください。