SNSやブログの普及とともに、写真を手軽にネットにアップロードできます。そんな時、投稿した写真が多くの人に見られるため注意する必要があります。投稿した写真にメールアドレスなどの個人情報や不意に写り込んだ他人の情報などが写っていた場合、知らない人に様々なことがわかってしまいます。写真に写った人々の個人情報を守るために、アップロードする際によく確認し、見られたくないところにモザイク加工やぼかし写真にモザイクやぼかしをかけるならこれをかけましょう。

そこで、本記事では写真の隠したい部分にモザイクやぼかしを入れたい時、簡単操作で完了できる画像編集ツールをご紹介します。

画像のモザイク加工ツール8選

調べてみると、モザイク加工を簡単にできるスマホアプリについての紹介は少なくないです。そこで今回は、おすすめのスマホアプリも含めて紹介しますが、主に画像にモザイクをかけられるオンラインサイトを紹介したいと思います。

1. BGremover ・背景ぼかし

BGremover

VanceAIは無料オンライン画像編集サイトです。BGremoverは人工知能(AI)を活用することで、被写体のある領域を保ち、急速かつ完璧に写真や画像の背景を切り抜くことができます。また、きれいに背景をぼかすこともできるので、位置バレしたくない場合、被写体の周りを一気にぼかすもの、背景全体などの広範囲を隠したいときに利用するのがおすすめです。

  • 背景ぼかし簡単ステップ:
  1. 背景透過のページにアクセスして、写真をアップロードします。
  2. 写真をアップロードした後は「処理を開始」ボタンをクリックします。
  3. 処理が完了した画面の「編集」ボタンを押してから、背景ぼかし機能で背景全体をぼかします。

 

2.バナー工房 

 バナー工房 モザイク ぼかし

バナー工房は登録・インストール不要の画像編集ウェブアプリです。2006年にサービスを開始した日本最大級の画像加工編集サイトです。「指定した場所にモザイク加工」と「指定した場所以外(指定した位置の周り)にモザイク加工」という2つの機能があるのが特徴です。

画像にモザイクをかける時、以下の順に実行してください。
①「青色」のオプション設定・反映ボタンを選択してください。
②「ぼかし画像(スタンプ)」の位置を移動してください。
③オレンジ色の「現在の位置をぼかす」ボタンと青色の「現在の位置以外をぼかす」ボタンのどちらかを選択してください。

※ぼかしの形状で「画像全体」を選択した場合は、①の「設定・反映ボタン(青)」を押すと自動的にぼかし加工が行われます。

3.BeFunky  

befunky 画像 編集 サイト
 

BeFunkyは多様な加工機能を利用できるオンライン画像編集プラットフォームです。BeFunkyでモザイク・ぼかし加工をする場合、隠したい部分を選択するのではなく「Adjust(調整)」ツールで写真全体をぼかしてから、ぼかしが不要な部分を「Erase(消去)」で取り除くという流れになります。

詳しい手順は以下のようです。

①ぼかしツールメニューから「Adjust(調整)」を選択します。アマウントスライダーを使用して、写真のぼかしの強度を調整します。
②選択したところだけにぼかしをかけたい時、メニューから 「Erase(消去)」を選択して、ブラシのサイズ、硬さ、強さを調整します。画像内の見えるようにしたい部分を選択して、周りがぼけているような効果を作成します。
③画像を保存します。

4.お便利ツール.com

お便利 ツール モザイク
 

お便利ツール.com は、日常や作業時にあると便利なツールを集めた無料オンラインツールサイトです。
画像編集関連ツールに、画像や写真にモザイク(ぼかし)を入れることができるツールがあります。写真のモザイクを入れたい場所をドラッグでピンポイントに指定できます。

使い方は以下のようです。
①   モザイクを入れたい箇所の輪郭をドラッグして指定します。
② お好みのモザイク方法を選んでください。通常のモザイク処理と塗り潰し処理があります。モザイク処理の場合はモザイクの粗さ、塗り潰し処理の場合は塗り潰す色を選択できます。
③ モザイクを入れる場所を指定し、お好みのモザイク設定で処理を行ってから、「モザイクを適用」ボタンを押してください。そうしたら、画像にモザイクが反映されます。

5.PEKO STEPペコステップ

peko step 画像 編集

PEKO STEPペコステップはブラウザ上で操作できる、無料透過画像作成サイトです。モザイクを入れる場合、ホームページの「ぼかし」ボタンを押して、編集したい画像ファイルを直接キャンバス内にドロップすると画像や写真が読み込まれます。

詳しい手順は以下になります。
① ぼかし処理をおこなう範囲をドラッグアンドドロップで選択します。
② 選択範囲の「内側」と「外側」にモザイクをかけるという二択があります。どちらも選択しない場合、画像全体にぼかし処理が行われます。
③ 設定が完了したら、「ぼかし処理」ボタンを押して画像にぼかしを入れます。

6.Facepixelizer

facepixelizer
 

Facepixelizerは画像に写る情報を匿名化する事に特化した専門エディターです。Facepixelizerの優れた点のひとつとして、設定不要という特徴が挙げられます。
匿名化ツール(メニューでは「効果選択」と示されている)には2通りの方法ー「自動」と「手動」があります。
①画像(jpgまたはpng)をfacepixelizerのwebページにドラッグします。
②ぼかしやモザイクなどの効果を適用したい範囲をマウスで選択します。
③画像を保存します。

7.PicsArt

picsart 画像 編集 アプリ

PicsArtは加工メニューが豊富で、幅広く利用できる写真加工アプリです。PicsArtでは、画像全体や一部に、ぼかしやモザイクを入れられます。

画像全体にぼかしやモザイクを入れる手順は以下になります。
① 画像加工画面にて「エフェクト」を選択します。
② ぼかしたい場合は「ぼかし」を選択し、モザイクを入れたい場合は「ゆがみ」内の「ピクセル化」を選択します。
③ 処理完了です。

写真の一部にぼかし・モザイクを入れたい場合、加工範囲を選択してから編集することになります。詳しい手順は以下になります。
① 加工画面にて、「ツール」内の「選択」をタップします。
② 加工したい部分を選択し、画面上部から「エフェクト」を選択します。
③ 隠したい部分の加工を選択します。

8.Meitu

Meitu モザイク 美顔 アプリ

Meituは多様な写真加工機能がある大人気の美顔アプリです。Meituでは背景をぼかす、モザイクを入れる機能のほか、雰囲気に合わせて様々な背景が付けられます。オシャレな柄でモザイクをかけられるので、隠したい場所をも可愛く加工できます。使い方も簡単です。
①「写真編集」から「モザイク」を選択します。
② 数多くのモザイクの種類からお好みのモザイク背景を選びます。
③ 選択したモザイクで背景を塗りつぶします。

まとめ

写真にモザイクをかける編集って、ブログやSNSだけではなく、職場でもよく使われます。例えば、パワーポイントを使ってプレゼンをする時、写真やイラストが多く使われると思います。そんな時、写真の必要な部分だけを残し、使わない部分にモザイクをかけることで、「ここが重要」という部分を強調することができます。

BGremoverなどのツールを利用することで、写真のモザイクやぼかし加工を簡単に実現できます。今回紹介したモザイク加工ツールが様々な種類があるので、用途によってツールを使い分けるのがおすすめです。ぜひ、試したください。

合わせて読む:AIでライン抽出して写真をスケッチに変換するツールまとめ

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「ググればなんとかなる」という言葉に非常に共感するアカルです。まとめた情報がお役に立てば幸いです。